Self liner notes「in my」

2018年1月16日 記録
2020年5月24日 追記

1.daglegur

この曲は「dagbok」で作った曲でそれを再アレンジした曲になります。ですのでこの曲だけ他の曲と少し違う印象を受けるかもしれません。どうしてこの曲を再アレンジしていれたかというと、アルバムのイメージに近かったからです。元々は「手紙を書く」というテーマの曲で鉛筆で字を書く環境音が入っていたのですが今回は自分に対して思いを音で鳴らすという意味で環境音は外しました。自分に対して鳴らすと言っても重い感じでなくさらりと鳴らすイメージで自分の曲を作る理想のイメージでもあります。ピアノが心地よい楽曲になっていると思います。

追記
「daglegur」の意味を確認してみたらアイスランド語で「毎日」「日常」という意味で多分「日常」というものを自分、もしくは他者にむけて紙に書いていたのが「dagbok」で書いたときの気持ちだと思います。この時、日常、毎日とはなんだろう?と思い悩んでいたんでしょう。アルバムに入れた理由は上記の文の通りです。

 

2.morning rain

朝の雨を淡々と眺めながら考えるとも考えるともなく、降り続く雨の動作を淡々と音にしたものです。朝の雨というのはどうしても憂鬱なことが多いですが、何も考えずその景色だけ見ていると時間を忘れて見いいってしまうことがあります。何か魅力があるのでしょう。それを曲にしてみました。

 

3.disposition

タイトルは「disposition」ですが深い意味はありません。曲が出来上がってポンと出たイメージがこれだったのです。唯一持っているハードシンセを使って音を並べるように、並べた音をいじって再配置する感じで少し実験的に曲を組み上げて行きました。今までだったらアルバム用の楽曲としては外すイメージの曲ですが、これも自分の中にある音だと思い今回は入れてみました。

追記
暗い曲ですね。このアルバムまで暗い曲はアルバムに入れていなかったので外すイメージだったと書いたのでしょう。でも意外と再生数が多く暗いから外すという考え方は今はまったくなくなりました。それによく聴けば暗いだけの曲ではないですね。

 

4.heasky

ただ気持ち良くピアノをワンフレーズごと弾いて、それをどんどん重ねた曲です。何にも考えず指の動くまま頭の動くまま弾いたものを重ねて曲にした感じです。こういう曲は気持ち良く短時間で仕上がります。

追記
ひとりアドリブセッションという感じの曲です。ひとりアドリブセッションがライブでできたらもう一つ上のライブの楽しみができると思うのですが難しい。演奏が得意でなく、すごく好きではないからできないのかなと思ったりします。

5.lomi

この曲だけ少しストーリーを持って作りました。ですので重ねるフレーズが他の曲より長くメロディが作られています。ストーリーの中見は内緒で聴いて頂く人それぞれにストーリーを乗せて頂けたらと思います。ストリングスっぽい音がありますがこれはピアノの音を加工したものですので、すべてピアノで作られています。音の重なりが多かった分一番苦労した曲かもしれません。

追記
恥ずかしくて、ぼかして書いていましたが自分なりのラブソングです。多分今後そういうテーマで曲は作ることは無いと思います。

 

6.re_on

エレキギター1本の楽曲。エレキギターを使ったのは久しぶりでエレキギターだけで音を重ねるというのは初めての試みでしたがすんなり弾けました。エレキギターを出した理由はガットギターが本当にうまく弾けなくて困ったところエレキギターが目に入り久しぶりに弾いてみようと思ったのがきっかけです。生涯で一番さわっている楽器なので久しぶりとはいえ一番馴染んでる楽器だなと再確認しました。情感も込めやすく、音の幅も広い為、今後はエレキギターの出番がどんどん増えて行くかなと思いました。

追記
最も視聴回数が多い曲。海外のあるサイトで作ったspotifyのプレイリスト「Best ambient 2018」みたいなのに入れてもらったからだと思います。エレキギターの曲増えていくかと思っていましたが増えませんでした…。でも最近おもしろい音の出し方見つけたので増えていくかもです。

 

7.in my

アルバムタイトルの曲。これもハードシンセを使ってあえて必要以上にリバーブをかけています。リバーブかけ過ぎるとダサイんですけどね…。今回のテーマ「自分の内にむかって」ということで内からさらに内に鳴らしている様な曲です。あんまり良いシンセではないのですがこのプリセットの音が好きでどうしてもこの音だけで曲を作りたいと思い1つの音色で曲を作っています。でも考えてみたらこのアルバムは基本音色は1つですね。自分らしさが出ている曲だと思います。

 

8.remnent

これも4曲目と一緒で気持ちよくピアノを弾いて作った曲です。今までの僕の曲と違うのは和音が増えたということかな。今まで使っていた音色の関係もあるのですがあまり和音を使いませんでした。でもこうやって和音を弾いてみると気持ちいいものです。この1年でピアノが好きになり本当にピアノばかり弾いています。もっと上手くなりたいですね。

 

9.punof

実験的な曲です。ソフトシンセの音を加工したり、シールドから出るノイズを使ったり、プリペイドピアノというグランドピアノに釘や異物を入れて弾くというものの音がでるアプリを使って音鳴らして並べています。意味を求められると困る楽曲でただ思うがまま音を鳴らした曲になります。

追記
今聴いてみると「やり過ぎかな…」って感じです。

 

10.lamplight

僕な好きな場所の夕方から日が落ちるまでの風景をイメージして作った曲です。曲を作ったその日その場所でコーヒを飲んでぼんやりと見ていた風景がとても美しく感動し、帰ってすぐ曲を作りました。全然不完全ですが少しでもイメージに近づけたかなという感じです。ピアノ音ですがピッチ調整して音を作っているので少し空気感のある低音が出ていると自分勝手に思っています。多分多くの人は普通に弾いた音と変わらないと思うでしょう。まあ自己満足です。

追記
個人的にはこのアルバムで一番好きな曲。自分の曲の中では音数が少なくシンプルで余計なものがないのが良いと思います。

アルバム全体について

以上になりますが全体的に華が無く淡々とした感じを受けると思います。前回のアルバムまで音を重ねることでいかにドラマティックに曲を作れるか?ということを頭のどこかに置いていたのですが今回は違い淡々と自分の内に向かって曲を作りました。楽曲単独では物足りない楽曲達ですが、生活や何かの足しにして頂ければ多分よりよく聴こえてくるのではないかと思います。僕の楽曲は正座をしてプレイヤーに向かって聴く様なものではなく生活のBGMだったり何かの風景のBGMだったり何かに交わることによって完成する曲なのかもしれないと思ったりします。

追記
Bandcampや色々な所で紹介して頂いたのもあり、まったく自信がなかったアルバムが自分が思っていたのと全然違う感じになりました。わからないものです。でも上に書いてある様に楽曲単体としては力がないけれど、何かに交わることで形作られていくのかなと思います。それはこのアルバムに限らず自分の作る楽曲すべてに置いて、そう思ってます。

あとアートワークやCDパッケージをこの作品から自分で作る様になりました。きっかけは単純にデザイナーさんに依頼して完成まで待つことができず、自分でアイデアが出てきて自分でやろうと思ったのがきっかけです。クオリティーに間しては解りませんが、自分のアルバムの世界観を表現するという部分では結果的に良かったと思います。CDは音源を聴く一つのツールでパッケージはその楽曲を表現する作品みたいな位置づけに今はなっています。パッケージも楽曲同様自分の表現の一つ。

手間はかかっても儲からないし、めんどくさいと思うこともありますが、やっぱり何かを作ることが好きなので多分今後もそうやっていくと思います。

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